運動すればがんの進行を抑制できるってほんと?

タグ: , , 2021/4/22

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]


 研究によりアドレナリンの働きによって、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が誘導されることがわかりました。

NK細胞とはリンパ球の1つで、血液中を巡回してウイルスや細菌などの外敵や、がん細胞を攻撃してくれます。

免疫の中でも運動に対して反応を示し、運動をすることでNK細胞は活性化されます。

しかし、激しい運動をし過ぎるとNK細胞の動きが低下してしまい免疫力も落ちてしまいます。

この場合の激しい運動とは、短距離走やバーベル上げ等の無酸素状態での運動を意味しており、無酸素状態での運動を2時間以上続けているとNK細胞の働きが低下してしまうので注意が必要です。

楽しみながら有酸素運動をすることで、幸福感をもたらすと言われる「β-エンドルフィン」という神経伝達物質とNK細胞が結合され、更にNK細胞が活性化し免疫力が高まります。

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