ゴルフはインパクトで決まる!飛んで曲がらないボールを打つ方法
Dプレーン理論でいうと、クラブパスとフェースアングルの差が大きいとボールが曲がります。
今のデータを水平方向から見てみましょう。
入射角-1.3°となっています。この数値ですとシャローに入っているのでもう少しダウンブローで-4〜-5°くらいの入射角になるとしっかりと捕まった球になってきます。
続いてはスイングを三次元のデータで解析していきます。
Hプレーンはスイングプレーンの方向です。
4.5°右に向いていてこれもインサイドアウトを表すデータです。
インサイドアウトの度合いとして、やや右に向いているという数値になるので極端な数値ではないです。
ドローボールを目指している場合、このデータの中で変更していく点は
1.フェースアングル
現在5°になっているものを2~3°まで数値を小さくすること
2.入射角
ダウンブローの角度を強くしてあげる事で、軌道がインからアウトに抜ける角度が強くなります
この二つを行うことで捕まったドローボールを打つことを可能にしてくれます。
スイング映像も合わせて見ていきましょう。
ハンドレイトでインパクトし、少しシャローに当たっていくような形を取られています。
手元のポジションでクラブ軌道の最低点が決まるので、もう少し前ターフが取れるような分厚いインパクトを目指すのであれば、グリップが先行した状態でボースにアタックしていくのがベストだと思います。
ボディターンのタイミングに対して、手首の角度のほどきが少し早いので、手首の角度をキープした状態でアタック出来る様に目指していく取り組みをまずは実践してみましょう。
アンチフリップスティックという練習器具やツアースティックを持って行える練習方法をご紹介します。
このスティックがスイングした際に体に当たらないようにスイングをするようにします。
この意識をすることにより、インパクト瞬間がハンドファーストになります。
その結果入射角も理想の値である-4.6°の数値を示しています。
スティックを意識することにより、身体のターンに対して腕の振りやリリースのタイミングが適正になります。
身体の前に常に手があるような感覚を得られるとさらに良いです。
そしてこの器具を使った練習をした後は必ずない状態でも行ってください。
道具を使っていない状態でも、先程のスイングが出来るように意識して行います。
左手だけでスイングの練習をするのもとても有効な手段です。
まずは短いクラブでハーフスイングから行いましょう。
今回実践した内容は、ハンドファーストに入ることで入射角がダウンブローになります。
さらに腕のローテションでフェースをスクエアに戻しながらつかまえていく動作を覚えていくとより方向性も高まるのとフェース・軌道入射角が適正な数値になります。
この結果より正確なショットが打てるになるということです。
より長いクラブになるほどこれらの動きがしっかりしていないとボールが曲がってしまいますので長いクラブでの練習も要チェックです。
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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橋本 潜
トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチ
1994年に渡米、カリフォルニア州サンディエゴ近郊のREDHAWK G.Cを拠点にUSPGAツアー予選会やゴールデンステートツアーに参戦。その他オーストラリアンツアーQTスクールなども経験する。
2011年には国内で初めて弾道測定器フライトスコープをゴルフレッスンに導入し新飛球法則とDプレーン理論を基本にレッスンを行う。
また、ゴルフフィットネスを取り入れることの重要性を認識しJGFOやTPIの知識も取り入れながら技術的な指導のみではなくフィジカルとテクニカルの両面からサポートしながら行っている。