【ゴルフ】今日から使える!1打でも縮めるためのトラブル脱出方法
2つ目にご紹介する状況はこのようなシーンです。
グリーンは左側に位置していて残り200Y、左側に木がありつま先さがりという状況でのショットです。
つま先下りで大きなフックボールを打たないといけない厳しい状況の一打です。
この状況では綺麗なスイングを求めるのではなく、インサイドから下ろしとにかくフェースを返すという意識をしなければいけません。
距離だけで見れば4Iを選択しますがフックにかける事が出来ないため7Iを選択しました。
7Iでフェースを立てて右を向いてフェースを返す選択をした結果グリーンのすぐ手前までつける事が出来ました。
このような状況では、『グリーンの近くまで行ったらいいな』という意識で絶対に左に曲げられるクラブを選択する事が必須条件になります。
打ち方に関しては、フェアウェイを広く使うために、グリーンより遥か右に向いて引っ掛ける打ち方が必要です。
中途半端にグリーンの方向を見たり、グリーン方向に振ろうとすると気に当たってしまう恐れがあります。
皆様もこのようなトラブルショットに直面することは多々あると思います。
その際に安全のため刻んで一打を無駄にしていませんでしたか?
よりスコアを良くするためにはトラブルショットのシーンでも確実にグリーンに近づける技を持っていれば無駄になる一打はなくなります!
トラブルにならない場所を打ち進めていくことがベストですが、ミスをどうやってカバーしていくのかがゴルフではとても大事なスキルです。
その際にこのようなショットができることによって今まで刻んだ一打を無くす事が可能になるかもしれません!
なので是非練習の合間にこのようなトラブルショットの練習を取り入れて頂きたいです。
綺麗なスイングで綺麗な球を打つ練習も大事ですが、球にぶつけるショットや意図的に右や左に曲げるショットの練習をしておく事が試合などでも役立つ事が必ずありますので遊び心を持って練習してみてください!
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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中嶋 建生
東京都出身。青山学院中等部・高等部・大学とゴルフ部に在籍し、キャプテンを務める。卒業後、ツアープロを目指し研修生を経て、2005年よりレッスンを開始する。トータルゴルフフィットネス専属コーチとしてトップアマから女性・シニアに至るまで幅広い層の方々を指導中。