多くの人がやってしまう腰痛への間違った対処法とは
多くの人がやってしまう腰痛への間違った対処法
マッサージで良くなる
マッサージを受けた後は筋肉がほぐれて体が動かしやすくなります。しかし、大切なことは動かしやすくなったかどうかではなく、動かしやすくなった体でどのように過ごすかです。 体が楽になったからといって今までと同じような腰痛を引き起こす癖をしていたのでは体に負担をかける習慣が治っていないので腰痛を再発する可能性は高くなります。また強い力でグイグイ押すようなマッサージは、強い刺激で脳が気持ち良いと感じていても実際に筋肉は悲鳴を上げています。強い力で揉まれた筋肉はより強く反発しようと硬くなります。これが揉み返しと言われる状態です。
温めると良くなる
腰を温めると血行が良くなり一時的に腰が楽になります。お風呂に浸かっていると腰が楽になる状態と一緒です。 寒い冬よりも暖かい春や夏の方が腰の痛みが軽減するのもそのためです。しかし、その効果は一時的なものであり、日常生活で腰に負担をかけるような姿勢や動き方を改善しない限り、腰痛の改善は難しいでしょう。
腹筋を鍛えると良くなる
腹筋が弱くなると腰が痛くなると思い込んでいる方も大変多くいらっしゃいます。しかし多くの腰痛の原因は腹筋が弱くなったことよりも、体の一部に過剰な負担がかかることで引き起こされます。その負担を改善しないままただ闇雲に腹筋を鍛えても、腰痛が改善されることはありません。 逆に間違ったトレーニング方法で腹筋を鍛えていると腰への負担が増し、更に腰痛を増悪させてしまう可能性もあります。
電気を当てると良くなる
電気治療もホットパックと同様に、一時的に血行が良くなり腰が動かしやすくなりますが、動かしやすくなったその後の生活習慣が変わっていなければすぐに元に戻ってしまいます。今までのどんな動作や体の癖が腰に負担をかけていたのかを理解し、その習慣を正していくことで、体は良くなっていきます。誰かに治してもらおうという考え方ではなく、自分の悪い習慣を見つめ直し習慣を変えることが腰痛の治療にはとても大切です。
あなたの腰痛の原因はどれに当てはまるでしょうか?
私たちはできるだけ早い改善を目指しています。
我慢すればするほど治りにくくなります。
腰痛だからといって腰をマッサージしても治りません。
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】突然の痛みで叩き起こされる…「夜中のこむら返り」のシグナルとは
【関連記事】腕があがらないほどの痛み「四・五十肩」になる本当の原因