小麦を食べ続けることで起こる、「腸もれ」を防ぐ方法【後編】
3.最後に
小麦を過剰に食べ続けているとイライラしたり、倦怠感からものごとを悲観しやすくなる傾向があるという。特にコロナ禍においてはストレスがたまりやすくなっているのも事実。そこで同氏は「大事なのは自分の体は自分でコントロールするという意識です」と訴える。
慣れてくれば、少し小麦を食べただけで「だから、頭痛が起きたんだ」「むくみを感じる」など細かい症状まで把握できるようになっていくという。何より自分の体の変化を冷静に観察できるようになると気持ちのゆとりも生まれるというのだ。コロナ禍はまだ続く。体の負担を減らすためにも脱・小麦生活に取り組む人が増えていくかもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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小麦を食べ続けることで起こる、「腸もれ」を防ぐ方法【前編】 https://cocokara-next.com/fitness/how-to-prevent-leaky-gut-syndrome-1/
※【参考文献】
『長生きしたけりゃ 小麦は食べるな』
(アスコム刊)
【著者プロフィール】
本間良子(ほんま・りょうこ)
スクエアクリニック院長。米国発達障害児バイオロジカル治療学会フェロー。
聖マリアンナ医科大学医学部卒業後、同大学病院総合診療内科入局。
副腎疲労の夫をサポートした経験を活かし、米国で学んだ最先端医療に基づく栄養指導もおこなう。
また、日本で唯一、副腎疲労、グルテンフリー外来を開設している。