ゴルフスイングの勘違い~起き上がりと体重移動~
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス、トレーナーの谷崎です。
「起き上がり」を防止するための身体の使い方を解説いたします。
写真では伝えきれない細かい動きは記事の最後にある動画を是非ご覧ください。
起き上がってしまう原因はいくつかあると思いますが前回は、3つの原因について説明しました。
1.ダフってしまうから(技術的な問題)
2.勘違いがあるから(考え方の問題)
3.身体が動かないから(身体的な問題)
詳しくは動画をご覧ください。
今回は、もう一つの勘違い、「体重移動」についてです。
ゴルフに限らず、野球でもテニスでも体重移動しますよね。
私も学生時代はテニスをやっていましたので、しっかり体重移動するように習ってきました。まずは下半身から先行して、体重を左足に乗せてからそのエネルギーを使って打つというやり方です。
これは間違ってはいませんが、この意識が強すぎると体重移動をしすぎてしまうおそれがあります。
体重移動そのものの「量」が多すぎても、「タイミング」が早すぎても実はあまりよくありません。
これこそが「起き上がり」に直結するからです。
体重を左に乗せて、前傾を維持して、骨盤・股関節を回旋させようとすると、左股関節が窮屈になります。身体が柔らかい人であってもこの動きを強く行うのは楽ではありません。
身体が硬い人であればなおさらしんどいはずです。