肌荒れやむくみ、便秘などの悩み解決に役立つと言われている食材は?

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◆さんま

 「秋刀魚」の由来は、秋に旬を迎えることと、銀色に輝くその魚体が刀を連想させることにあり、「秋に獲れる刀のような形をした魚」から来たものと考えられています。

栄養

脂肪分や水分が季節によって大きく違います。旬の脂がのったさんまは、脂肪分が20%を超えることもありますが、旬以外では5%前後まで低下します。脂肪にはDHA が多く含まれ、たんぱく質、ビタミンB12 なども他の魚に比べて多いのが特長です。



秋。全漁獲量の40%は8 月~12 月までは鮮魚として流通し、30%が干物や缶詰などの加工品に、残りは冷凍され鮮魚シーズンが終了後に出荷されるので、市場には一年中出回っています。

選び方

30cm 以上で体の幅がある大型のもの、また尾の付け根と口先が黄色くなったものは脂がのって栄養状態が良いものです。表面に光沢があり、目が充血していないものを選ぶと良いでしょう。

調理法

塩焼き、しょうが煮、竜田揚げ、蒲焼き等。鮮度の良いものはお刺身や寿司、酢じめにもします。

焼いたサンマに大根おろしを添える食習慣ですが、実は理にかなったことなのです。大根には、でんぷん消化酵素や、食物繊維、ビタミンC などの栄養成分のほか,辛み成分のイソチオシアネートが含まれています。サンマの様な脂の多い魚を食べると、油分が胃の粘膜を一時的に覆うため、消化が滞り、胃もたれしやすくなりますが、こんな時、大根おろしがでんぷんの消化を促し、食欲を刺激するので食が進みます。





■さんまの蒲焼

【材料】2人分
◆さんま 2尾
◆小麦粉 適量
◆ごま 適量

【調味料】2人分
◆しょうゆ 大さじ1
◆酒 大さじ1/2
◆みりん 大さじ1/2
◆砂糖 大さじ1/2
◆水 大さじ1/2

【作り方】
1. さんまを三枚におろし、三等分に切ります。
2. さんまに小麦粉をつけます。(袋の中に入れて行うと汚れず簡単にできます。)
3. 調味料を合わせておきます。
4. フライパンに油をひき、さんまを皮から焼き、両面焼けたら、調味料を入れ、からめていきます。
5. 煮詰めながらからめ、ごまをふったら完成です。

「炊き込みご飯には、お好みのきのこを入れたり、栗ご飯にしたり、さつまいもごはんにするなどして味覚をお楽しみ頂ければと思います。」

【監修】
スポーツクラブNAS
管理栄養士
浅香 詩歩

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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