すい臓がんはがんの中でも生存率が低いとされています。その理由は?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
5年相対生存率がわずか7.7%のすい臓がん。
転移しやすく、ほとんどが進行した状態で見つかることが多いと言われています。
すい臓は、
● 食物の消化を助ける膵液をつくる。
● インスリンやグルカゴンなど血糖値の調節に必要なホルモンを産生する。
という2つの役割を果たしています。
すい臓がんを起こす危険因子としては、糖尿病、慢性膵炎、喫煙と言われています。
これらのうち、喫煙は確立した危険因子であるといえます。
すい臓にできるがんのほとんどは、すい管の細胞にできることが多く、すい臓がんとは、通常このすい管がんのことを指します。
膵臓は、胃の後ろの体の深部に位置しているため、がんが発生しても症状が出にくく、早期の発見は簡単ではありません。
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