医師が実践!ウイルスから身を守るための10箇条

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3.飛沫感染予防策の実践


飛沫感染予防策とは、咳やくしゃみ・会話などで唾や体液が飛び散ることで感染が拡大することを予防する対策です。

具体的には人と人との距離を1から2メートル離すことや、マスクの着用などが挙げられます。

感染した人が他の人に移さないための対策をしっかり行うこと、人と人との距離が近い場所に身を置かないこと、うがいの実践が感染予防に効果的です。

4.空気感染予防の実践
空気感染する微生物が空気中に漂っているのを、知らないうちに吸い込んで感染してしまうことを予防する対策です。

具体策としては部屋の換気をすること、マスクを着用すること、空気清浄機・加湿器を設置することなどが挙げられます。

空気中の感染物を排除すること、加湿によって菌やウイルスを落下させること、吸い込んでしまった可能性のある場合に速やかにうがいをすることが感染リスクを下げます。





日常で実践できるスタンダードプリコーション10箇条

日常で実践できるスタンダードプリコーションをご紹介します。

また、予防に必要な物資を調達することが難しい場合に、代わりにできる方法もご紹介していきます。

1.マスクやグローブの正しい装着

外出する際にマスク、グローブを装着することは接触感染や飛沫感染、空気感染予防に効果的です。

また、マスクを装着する時は、鼻までしっかり覆うようにしましょう。グローブは穴が開いていないか確認しましょう。

マスクがない場合は布で鼻まで覆うことで代用します。

グローブがない場合は何かに触る場合はハンカチを使うことも効果的です。

帰宅後は必ず布やハンカチは洗濯しましょう。

2.マスクやグローブの正しい処理の実践
マスクやグローブは帰宅後に正しく処理しないと、逆に感染のリスクを高めてしまう場合もあります。

帰宅したらまず、なるべく家の中のものには触れずにマスクとグローブを外して洗濯する際は洗濯機に、廃棄する場合はゴミ箱に入れます。布やハンカチで代用している場合も同様です。

■マスク・グローブの外し方
マスクとグローブの外し方は、まずグローブを顔に手が触れないように外しその後にグローブを外します。

グローブの中の手も感染物に触れている恐れがあるので、家の中のものなどに触れずにそのまま手洗いに向かいます。

3.正しい手洗いうがいの実践

■手洗いの方法
まず最初に手洗いから行います。

手に感染物が付着している場合もあるので、必ず手洗いから行ってください。

手洗いは、まず大量の流水で肘から手に向かって流していきます。

その後肘から手首、手を石鹸で洗っていきます。

指の間や爪の中まで、1分くらいかけてしっかり洗ってください。

洗い流す際もまず肘から手に向けて洗い流し、その後手を水で流します。

清潔なタオルで手を拭いたら完了です。

あればアルコール消毒も行うとより効果的ですが、ない場合でも十分に手洗いできていれば問題ありません。

■うがいの方法
続いて、うがいを行っていきます。

うがいは水またはうがい液で行ってください。

1分くらいの間に数回うがいをしたら完了です。

うがいした水は、周りに飛び散らないようなるべく静かに吐出しましょう。

できればその後お風呂に入ると、髪の毛や体に付着している感染物質を洗い流すことができるのでより良いと思います。

4.外から持ち込んだ物品の消毒

外から持ち込んだ物品は、アルコールまたは次亜塩素酸で消毒してお家の中にウイルスや感染物質が広がらないようにしましょう。

次亜塩素酸を使用する際は、高濃度で使用すると脱色してしまう事があるので必ず適切な濃度を守ってください。

特にスマホなど無意識に接触回数が多いものは、感染物が付着している可能性が高いのでよく消毒しましょう。

消毒液が手に入らない場合は、洗えるものは洗う・捨てられるものは廃棄することが望ましいです。

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