年間ラーメン記事100本以上 !ラーメンライターが頑固オヤジから話を聞き出す仕事術

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井手隊長

(c)井手隊長

 東洋経済オンライン、AERAdot.、Yahooニュース、ガジェット通信等で全国津々浦々のラーメン記事を執筆するラーメンライターの井手隊長。年間600杯を食しながらも健康を維持し、バラエティに富んだラーメン店店主を相手に精力的に取材を続ける井手隊長の仕事術とは?新人ラーメンライターがその極意を聞いた。

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ラーメン年間600杯ライターが推薦する健康法&遠くても行きたいラーメン店BEST3 https://cocokara-next.com/fitness/idetaicho-recommended-ramen-restaurant/


――年間600食のラーメンを食される井手さん。長きに渡り取材を続けるには健康維持が大切だと思いますが、健康面で気を付けていることはありますか?
「世間によくある『ラーメン=不健康』のイメージを打破したいので、そのためにも太れないし、健康でいようと心掛けています。具体的には毎日1万歩を目標に歩くようにしたり、食事面では惰性で意味のないものは食べないし、ラーメン以外のものを食べる時に何を食べるかを大切にしています」

――体のことで気を使うことは多いかと思いますが、メンタル面ではどうですか?
「ラーメンは心の原動力なので、だからこそ好きなものをおいしく食べ続けるためには、多少の我慢が必要だと思っています。だからと言って無理をせず、人間ドッグを受ける一年単位で前の年と体重とか体調が変わっていなければいいというロングスパンで考えています。1日単位で体重とかを気にして一喜一憂していると精神的にもたないですからね」

――私は以前、掲載したお店の店主が病気になってしまって、ある読者から「何回か行ったのにやっていなかった!店主が病気になって休む可能性があると書いておけ!店までの交通費を払え!」とお叱りを受けたことがありました…。井手さんはそういった心労とかはありますか?
「中高大と早稲田に通っていたんですけど、近年早稲田の町中華が軒並み閉店しているので、それを記事にしたんですよ。早稲田のソウルフード的なお店『メルシー』は健在なんですけど、メルシーのオヤジさんのコメントと写真を載せたので、『メルシーが閉店する!?』って勘違いした人が続出して…。それでメルシーにすごい人が集まっちゃったんですよ…。後日メルシーのオヤジさんのところに伺ったら、『おかげで繁盛したよ』なんて声かけてもらいましたけど、迷惑かけてしまったなって…」





――ラーメン店の店主はいわゆる頑固オヤジのような人だったり、個性が強すぎる人などさまざまな手強い人が多いですが、取材時の苦労話はありますか?
「大繁盛店で、普通は取材拒否のお店だったんですけど、ありがたいことに対応してもらえることがあったんですよ。でも営業中の30分しか時間をいただけなくて、全然話を聞けず…。撮れ高がなくて大変でしたね。昔ながらのお店とかだと、『ウチなんて全然。普通の食材で普通に作っているだけだから』といった感じで多くを語ってくれず、取材の撮れ高が少ないところも多いです。具体的に質問しないと答えてくれないので、下調べとか、質問力が養われますね」

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