高齢者の食欲回復に効果的な季節とは
食欲に関係するホルモンがあります。レプチン(お腹がいっぱいだと感じて食欲が抑えられる)とグレリン(お腹が空いたと感じて食欲が増す)のバランスが良好だと、肥満や糖尿病といった生活習慣病の予防になります。(※2)体温や新陳代謝を下げることに関与する神経細胞が発見され、人間を人工的に冬眠状態にする可能性があるらしい。(※3)入眠時に不治の病だったけど、冬眠から覚めた時に完治できる治療法が開発されていたら・・・。なんかSF映画見たいですね。人工冬眠に入る前にも食欲増進の本能が働いてくれれるのならば、食を楽しめる機会が増えそうだと思ったりします。
秋季に発現する冬眠に備える本能を食欲増進に応用できれば、冬のインフルエンザ(流行性感冒)に対する抵抗力が付くのではないでしょうか!?
家族にとって、おじいちゃんおばあちゃんがよく食べてくれることが、いっしょに暮していてもいなくても一番安堵することだと思います。
【出典】
(※1)厚生労働省ホームページ
政策について 栄養・食生活 行動変容に関わる要因-知識・態度・行動レベル-
(※2)健検公式テキスト増補改訂版 睡眠の影響
(※3)2020年2月7日 読売新聞 くらし
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。