知らないと危険!NGな薬の飲み合わせを薬剤師が解説

タグ: , 2024/9/18

 市販薬は、よく飲みますか?

総合風邪薬、抗アレルギー剤、解熱鎮痛剤など、簡単に手に入る市販薬。

しかし、飲み合わせによっては副作用が起こる場合があります。

この記事では、注意したい薬の飲み合わせについてご紹介します。

【関連記事】その症状、肝機能低下のサインかも!「肝臓」と「疲れ」のつながりについて





1.飲む前に注意! NGな薬の飲み合わせ

市販薬のなかには、成分が被っているものや、一緒に飲むことで副作用が出やすくなるものがあります。

こういった薬を飲む際は、医師や薬剤師に相談し、十分な間隔を空けるか、別の薬を選ぶようにしましょう。

ここでは、注意したい薬の飲み合わせについてご紹介します。

1-1.総合風邪薬×抗アレルギー剤
総合風邪薬と抗アレルギー剤を一緒に飲むと、眠気や倦怠感などを引き起こす場合があります。

総合風邪薬に含まれる抗ヒスタミンの成分は、花粉症薬やかゆみ止めなどの抗アレルギー剤にも含まれます。

合わせて飲むことで成分が重複してしまうため、副作用があらわれやすくなってしまうのです。

1‐2.総合風邪薬×解熱鎮痛剤
総合風邪薬と解熱鎮痛剤を一緒に飲むと、肝臓に負担をかけてしまう場合があります。

ただし、種類によっては飲み合わせに問題がないものもあるため、合わせて飲みたい場合は医師や薬剤師に相談するといいでしょう。

1‐3.抗アレルギー剤×咳止め
抗アレルギー剤と咳止めを一緒に飲むと、眠気や倦怠感などを引き起こす場合があります。

これは、抗アレルギー剤と咳止めのどちらにも鎮静効果があるためです。

車を運転する予定がある場合などには服用を控えるか、服用時間をずらすことをおすすめします。

ほかにも、飲み合わせに注意が必要なものは、多数存在します。

薬を飲む際は、必ず医師や薬剤師に相談し、安全な服用を心掛けましょう。

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