「乾物」の魅力と変わりメニューのレシピ
[文:栄養士・管理栄養士の求人情報サイト Dietitian job]
こんにちは!外部執筆スタッフの管理栄養士の東條尚子です。
新型コロナウイルス感染拡大、大雨などの自然災害により、皆さんのお仕事にも色々な影響が出ているのではないでしょうか。
食材の価格の高騰や野菜が安定して入手できない等、ご苦労も多いことと思います。
そんな状況下で、ぜひ、活用していただきたいおすすめ食材が【乾物(かんぶつ)】です。
今回は、かんぶつマエストロの資格を活かして、乾物の魅力についてお話させていただきます。
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乾物って何??
野菜や海藻類、魚介類などの食材を乾燥させて、水分をカラカラになるまで抜き、常温で数カ月以上の長期保存をできるようにした食品のことです。
乾物の種類
「海のもの」「里のもの」に大別され、それぞれ種類も豊富です。
ほしひじき・昆布・わかめ・海苔・煮干し・鰹節・桜えび・身欠きにしん・するめ・寒天・胡麻・ほし芋・乾麺(そうめん、うどん、そば等)・春雨・切り干し大根・ほししいたけ・かんぴょう・大豆・小豆・高野豆腐・麩 等々
乾物のすごさ!!
①栄養成分が凝縮:高い栄養価と、凝縮された旨味がたっぷり。
②長期保存ができる:水分活性が低く、常温で長期保存が可能。
③使い勝手の良さ:あらかじめ切ってあるものが多く、水や湯で戻すだけで、手軽に使え、汁物には、戻さずにそのまま入れることもできるなど調理が簡単。
④価格が安定:自然災害時など、生野菜が高騰しても比較的価格の変動が少ない。
などなど、乾物には、すばらしさがいっぱい!
栄養価は
給食に使用される代表的な乾物【切り干し大根、ほしひじき、高野豆腐】についてみてみると…
<100gの栄養価> 参照:「食品成分表 2020」
乾物には、たんぱく質、食物繊維、カルシウム、鉄の栄養価が高いものが多いことがわかります。