そば湯の魅力とは?そばの栄養を丸ごと楽しもう
そば湯は、文字通り「そばのゆで汁」です。そば屋では決まって湯桶(ゆとう)に入ったそば湯がついてきますが、これをつゆに加え割って飲む、というのがよくあるそば湯の楽しみ方。
ここでは、知っているようで知らない、そば湯の風習・栄養・飲み方やアレンジをご紹介します。
そば湯の風習はどこから?
そばの歴史は古く、縄文時代にまで遡ります。現在のような「そば切り」された麺状のものになったのは江戸中期。
そば切りの起源は明らかになっていませんが、一説では江戸中期に信州(現在の長野県塩尻市内の宿場)で発祥し、周辺の地域に広まっていたとされています。
日本三大そばとして有名な「戸隠そば」も長野県旧戸隠村一帯で作られています。
そば湯を飲む風習も信州から江戸に広まったといわれています。
そば粉のデンプンは消化吸収が早いため「消化が良くなり、お腹にもたれず、胃の調子が良くなる」と、そば湯が好まれるようになりました。
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