甘酒は筋肉も喜ぶ「飲む点滴」
●続けてこその効果。飲む発想から食べる発想へ
栄養豊富な甘酒ですが、「飲まなくちゃ」と意気込むと続かないことも。そこで、第二の甘酒としておすすめなのが、食べる甘酒です。パンやクラッカーにそのまま塗って食べられるペースト状のものをぜひ試してみてください。パンケーキのトッピングにしたり、フルーツにかけたり、プルプルっとしているのでヨーグルトとの相性もぴったりです。もちろん、砂糖代わりにも使えます。
●甘酒は夏の季語。凍らせても栄養はそのまま!
お正月やひな祭りの飲み物として、甘酒はホットで飲むイメージがありますが、俳句の世界では夏の季語。江戸時代には「甘酒売り」と呼ばれる人たちが町に出て、「あまざけ~、あまざけ~」と売り歩いていたとか。
冷凍しても成分が変わることはないので、1~2ヶ月の長期保存ができ、しかも冷凍庫に入れるだけでシャーベットとして「食べる」ことができます。凍らせる前に刻んだ梅肉を混ぜれば、酸味と塩味がアクセントに。擦りおろし生姜を混ぜれば、ピリリとした苦味が隠れた豊かな大人の味に。冷凍の途中で袋の上から何度かもみほぐすと、食感もぐんとよくなりますよ。
食べる甘酒を毎日の生活にちょっと取り入れて。健康のためにぜひ続けてみてくださいね。
【監修】
スポーツクラブNAS
管理栄養士
市谷 直美
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。