新常識!インフルエンザ予防のキホンはうがい・手洗いと〇〇〇〇?
口腔ケアでインフルエンザ発症率が1/10となったケースも
東京歯科大学・奥田名誉教授のある実験によると、歯科衛生士による口腔ケアを受けた人ではインフルエンザ発症率が1/10になったという報告もあり、テレビでも取り上げられるなど話題となりました。
お口の中の歯垢を除去しインフルエンザウィルスが体内に侵入することを防ぐことで、インフルエンザにかかるリスクを低下できることがわかっています。
参考:Oral Health Online「適切な歯みがきと口腔ケアでインフルエンザを予防しましょう!!」
インフルエンザ菌を撃退する口腔ケア3ポイント
では、具体的にインフルエンザ菌を撃退するための口腔ケアのポイントについてみていきましょう。
一日3回正しい歯みがきをする
まずは、口腔ケアのキホン中の基本である「歯みがき」を徹底して行うことがインフルエンザ予防にも重要です。
鉛筆を持つのと同じ持ち方で、力を入れすぎずに小刻みに歯ブラシを動かして5分以上歯みがきをするようにしましょう。
朝は何かと忙しくて歯みがきも怠りがちですが、寝ている間は唾液の分泌量が減り、細菌が増殖しています。必ず朝食を食べる前にしっかりと歯みがきをするようにしましょう。
また、夜眠る前の歯磨きも重要です。一日の終わりの口腔ケア総仕上げとして、歯間ブラシやフロスを使って歯垢が溜まりがちな歯と歯の間もケアしてあげましょう。
定期的な歯科医院でのクリーニングを受ける
ご自身でしっかりと歯みがきをしていても、歯ブラシやフロスが届かない場所に歯垢が溜まりがちです。
3カ月~半年に一度は歯科医院でクリーニングを受けるようにしましょう。特にインフルエンザの流行る時期には、定期健診の頻度をアップしても良いかもしれません。
また、人それぞれの歯並びによって、歯垢が溜まりやすい箇所は異なります。歯科衛生士さんや歯医者さんにブラッシング指導を行ってもらい、ご自身に合ったブラッシング方法を習得することをおすすめします。
1カ月に1回は歯ブラシを交換しよう
毎日使う歯ブラシは、インフルエンザ菌を含むさまざまなウィルスの巣窟になりがちです。最低1カ月に一度は、歯ブラシを交換するようにしましょう。
また、インフルエンザにかかっている人がご家庭にいる場合には、ウィルスが歯ブラシについてしまう可能性があるので歯ブラシを交換する・ウィルスが歯ブラシにつかない場所に置くなど配慮すると良いでしょう。
まとめ
今回は、インフルエンザ予防の新常識とも言える口腔ケアについてご紹介しました。
予防接種を受ける・人混みは避ける・マスクをするといった配慮も大切ですが、せっかく気を付けていてもお口の中の歯垢からインフルエンザにかかってしまうことも少なくありません。
ぜひ口腔ケアを徹底して、インフルエンザの流行るこの時期を乗り切りましょう!
[記事提供:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]
監修:石井先生
店舗:恵比寿本店・LUMINE新宿店・LUMINE有楽町店
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。