子供の弱視とメガネについて知っておくべきこと

タグ: , , , 2023/12/7

弱視治療の基本はメガネの装用です。視機能の発達が完成する6歳までに「メガネを掛けて、網膜にピントの合った鮮明な像を映す」事で、鮮明な像を脳に送り視機能の発達を促します。そして最大矯正視力が向上して弱視を改善する事が期待出来ます。

そのためには眼科院にて調節麻痺剤の目薬を用いて屈折検査を行い、それを基に治療用メガネを作成する事をお勧め致します。小さいお子さんは感受性が高いので、正しい度数で正しい位置でメガネを掛ける事が何よりも視機能を育てるために重要ですので、お子様の将来を考え高い技術と専門知識を持った処方眼鏡店でメガネを作る事をお勧め致します。

3歳児検診により眼科受信を勧められたら弱視や両眼視をしていない可能性があります。

視力は生まれたばかりの赤ちゃんは明るさ程度しか分かりませんが、1~2ヵ月を過ぎると色が分かるようになり4ヵ月位で動く物を追いかけるようになります。6歳頃は大人と同じ位の視力になるといわれております。3歳児検診時に斜視により両眼視が行えなかったり、視力が出にくい様子の場合は弱視の疑いも考えられます。斜視とは物を見るときには両目が見たい方向を向かなければいけないのですが、片方の目が違う方向を見てしまう事が原因として目を動かす筋肉や神経の異常があり、両眼視が上手く出来ない。

遠視により強く調整をして目が内側へ寄ってしまう。怪我や病気により片方の視力が悪く、両眼視出来ず悪い方の目が外側を向いてしまうなどが考えらえます。

斜視の原因が遠視の場合はメガネで矯正し検査結果によっては眼鏡の装用指示が出ます。その場合は手続きにより一部健康保険が適用され助成を受ける事が出来ます。





[文:高田眼鏡店]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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