正しい水分補給とむくみについて
人は1日に2リットル以上の水分を失います。
成人で排出する水分の割合(目安)は、尿で約1400~1500ml、便で100~200ml、肺・皮膚から約900mlです。
よって、飲み物や食べ物でこの水分を補う必要があります。
成人が飲み物で摂取する水分量は約1.5~2リットルが望ましいとされています。
水分補給のための飲み物は、お水を中心にしましょう。
【上手に水を飲むための5つのタイミング】
① 寝起き
朝起きてすぐは、内臓の機能などがまだ目覚めていません。また、眠っている間に、汗などで水分が排出されているため、水分が足りない状態です。寝起きに飲むのは排出された水分を補うためと心得ましょう。
② のどの渇きを感じる前
のどが渇いたときは、体内ですでに水分が不足している状態です。のどが渇く前に少量ずつこまめに水を飲むことが大切です。
③ 食前
胃の中に食べ物が入っていると、消化する際に水を過剰に溜め込みやすく『むくみ』の原因になりますので、水分補給時はなるべく胃の中が空っぽの状態がベストと言われています。
④ 汗をかいた後
何も運動をしなくても、汗をかくだけで水分が失われており、気づかない間に水分不足を起こしてしまいます。また、水を飲むことで高くなった体温を下げる効果もありますので、いつもより多めに水分補給をしましょう。
⑤ 運動前後
運動して体を動かすと、汗で水分が出て行きます。屋外でのスポーツでは特に熱中症にも注意が必要なので、運動中や後にもこまめに水分補給をするようにしましょう。
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