ママさんは知っておきたい!乳幼児の塩分はどのくらい??
特に、気をつけたい外食での塩分
某ファミリーレストランのメニューでは、
お子さまランチ 塩分2.7g
お子さまカレー 塩分1.9g
お子さまポテト 塩分2.3g
お子さまハンバーガー 塩分2.9g
醤油ラーメン 塩分5.1g
ミートソースパスタ 塩分4.0g
コーンスープ 塩分1.2g
と、お子さまメニューでも1~2歳児には1食で目標量を超えてしまいそうな内容になっています。大人のラーメンやパスタは、取り分けできる内容ではありませんのでご注意ください。体の中の塩分濃度が高まると、体は濃度を保とうと水分を必要とします。
汗をかいているわけではないのに、すごくのどが渇く、水を飲みたがる、ときは、食事の味が濃いのかな?のサインと考えてもいいかもしれませんね。
食材にも塩分が。うどんやパンには塩分が入ってます!
離乳食においては、調味料を使うことは少ないかもしれませんが、食材に含まれる塩分(下記参考)もありますので、素材の味、薄味を大切に!とされる理由は適正な塩分に保つためともいえます。
食材の塩分の目安
昆布ダシ 100ccに約0.2g
醤油 1~2滴で約0.1g
味噌 1gで約0.1g
生しらす 10gで約0.1g
ツナ水煮 10gで約0.05g
食パン6枚切り 半分で約0.4g
乾麺を茹でたこぼしたうどん 80gで約0.4g
我が家の次女の離乳食(1歳2ヶ月)のとあるメニュー(写真)の塩分で約0.4gです。
ひじき煮ごはん
たまごスープ
トマトとレタス
主食がうどんやパンになる場合は、ごはん食より塩分が高くなることが予想されますので、頻度には気をつけましょう。
このように、食事で必要な塩分は摂れている場合が多く、じんわりしか汗をかかない日常生活ではそれほど塩分放出も多くないと考えられるので、熱中症予防の記事にも書いたように、お味噌汁や塩むすびなどの自然な摂り方でよいと考えましょう。授乳中の赤ちゃんは母乳にも塩分が含まれていますので、特に汗をかいているからといって塩分摂取を気にすることはない場合が多いと考えます。
乳幼児の日常には、塩関連商品の摂取は、塩分過剰になる可能性が高いのでしっかり考えましょう。高熱がでている、下痢をしている、ひどく汗をかいている、顔色が悪い、など体調に不安があるときの水分補給はかかりつけ医に相談しましょう。
[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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