お悩み・年齢別にみる・自分に合った歯ブラシの選び方
年齢別・歯ブラシの選び方
続いては、年齢別にみるおすすめの歯ブラシの選び方をご紹介します。
歯の生え始め〜2歳ごろ
基本的には離乳食を始めたら歯磨きもスタートします。
歯磨き習慣に慣れていくために、まずはお口の中や唇を触る練習から始めます。
最初はガーゼなどで歯を拭き取ってあげるだけでも大丈夫です。
歯ブラシに子どもが慣れるために実際に持たせたりしますが、柄がまっすぐなものは喉突きの危険があるので「リング状」になっているものを選びましょう。
リングの大きさが子どもの手にフィットしやすく、お口の奥まで入らないように安心・安全設計されているものが多いです。
小さめのヘッドでフラットタイプ、やわらかい毛のタイプから始めるのがおすすめです。
この頃はまだ親がメインの親子磨きを行いましょう。
3歳〜5歳ごろ
歯磨きの習慣が身についてくる時期です。
食後や寝る前の歯磨きも子どもがメインになって歯ブラシを持って磨いていきますが、歯ブラシを持ったまま走ったり、歩きながら歯磨きをすることがあります。
まだまだ喉突きの危険があるので歯磨きをしている間は目を離さないようにして、最後は仕上げ磨きをしてあげましょう。
歯ブラシは子どもが持ちやすいものを選びましょう。
6歳〜14歳ごろ
永久歯への生え変わりが始まる6歳ごろに生えてくる「第一大臼歯」を「6歳臼歯」とも呼びます。12歳~14歳ごろで生えてくる「第二大臼歯」で親知らずを除いたすべての歯が生え揃います。
6歳臼歯が生え始めるころですが、まずは歯磨きを嫌いにならないようにキャラクターものの歯ブラシや好きな色のものを選びましょう。
歯ブラシの大きさは年齢やお口の大きさに合わせて少しずつ大人用のものに近づけていき、はじめは奥歯まで届きやすい薄めの小さいヘッドで硬さはしっかりと磨ける「ふつう」タイプがおすすめです。
手をグーの形で持つグリップ持ちで磨くと力が入りすぎて歯茎を傷つけてしまうことがあるので、グリップ持ちで癖がついてしまう前に鉛筆持ちで磨く練習も始めましょう。
14歳ごろ~成人
永久歯が全て生え揃ったら、大人用の歯ブラシで歯茎の健康状態や用途に合わせて硬さや毛先のタイプ、形状などお口の中の環境に合ったものを選んでいきましょう。
14歳ごろになると大人用のものでも頬に当たって磨きづらいということもなくなり、奥歯までブラシが届くようになります。
毛の硬さは「ふつう」で毛先はラウンドカット、ブラシの形状はフラットタイプのシンプルな歯ブラシがおすすめです。
高齢者
「80歳になっても、20本以上自分の歯を保とう」という「8020(ハチマル ニイマル)運動」というものがあります。
高齢になると唾液の分泌量が減り、細菌の増殖を抑制する作用が弱まってしまうため歯磨きで細菌を減らすことがとても重要になってきます。
・毛の硬さ:やわらかめ(ソフト)
歯の表面のエナメル質は年齢とともに徐々に減少していき歯にダメージが加わりやすくなります。
歯茎も傷つけやすくなるので毛の硬さは「やわらかめ」が良いでしょう。
・ヘッド:薄めで小さいもの
お口を開けることが困難になってきた場合は薄めで小さいヘッドのものを使用すると、少しの開口でお口の中に歯ブラシが入りやすくなります。
・柄:ストレートタイプ
真っすぐの柄は奥歯まで届きやすく汚れの除去効率が上がり、握力が低下してきた場合は太めの柄にすると握りやすくなります。
使っているものが持ちにくいと感じてきたら柄の太さを変えてみましょう。
まとめ
歯ブラシは売り場で多くの種類がありどれにしたら良いか分からないという方は多いと思います。
新しく買い替えるときは今回ご紹介した歯ブラシを選ぶポイントを参考にしてみてください。
※歯茎の健康状態や歯並び、お口の中の環境は一人一人異なり今回ご紹介した歯ブラシを選ぶポイントが合わない場合もあります
※現在歯周病や虫歯など治療に通っている場合はかかりつけの歯科医師、または歯科衛生士へご相談ください
[文:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]
記事監修:石井先生
店舗:恵比寿本店・LUMINE新宿店・LUMINE有楽町店
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
・今すぐ読みたい→
芸能人にも多いガミースマイル!原因と治療法を徹底解説 https://cocokara-next.com/lifestyle/causes-and-treatment-of-gummy-smile/