飯田OIDE長姫高校、咲くやこの花高校、サビエル高校…ユニークな高校名の由来とは

タグ: , 2018/8/13

 今夏の甲子園に北福岡代表の折尾愛真が初出場した。福岡県北九州市の学校で「おりおあいしん」と読む。元々は女子高だったが02年に男女共学に。甲子園に出場した硬式野球部は創部15年目の快挙だった。全国にはユニークな名前の高校が少なくない。いくつか取り上げたい。

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・飯田OIDE長姫高等学校(長野県飯田市)
読み方は「いいだオーアイディーイーおさひめ」。13年4月に飯田工業高等学校と飯田長姫高等学校が統合して開校。全日制6科(工業系5科と商業科)と定時制2科(工業系1科と普通科)を持つ。統合校一期生が入学する11年4月までに新校名を決める予定であったが、地域住民や両校同窓会などからの意見集約がまとまらず、校名決定まで「飯田新校」と呼ばれていた。同年12月14日に同校校名等検討委員会により、飯田OIDE長姫高等学校と発表され、翌12年1月の長野県教育委員会定例会で正式決定。日本の公立高校の名前にアルファベットが使われるのは初だった。校名の「OIDE」はOriginality(独創)・Imagination(想像)・Device(工夫)・Effort(努力)の略語で生徒がグローバルな視点を持った人材に育って欲しいという願いが込められている。

 
・咲くやこの花高校(大阪府大阪市)
読み方は「さくやこのはな」。大阪にある公立校で唯一の併設型中高一貫教育校。大阪市立扇町高等学校と大阪市立此花総合高等学校を統合改編して08年4月に開校。学校は此花(このはな)区にあり、古今和歌集の「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと咲くやこの花」が校名の由来だという。「理数系列」「ロボット工学系列」「スポーツ系列」「言語文化系列」「造形芸術系列」「映像表現系列」の6つの系列を設置し、生徒の希望進路に応じて様々な選択科目を受講することができる。

・サビエル高校(山口県山陽小野田市)
キリスト・イエズス宣教会を母体に62年に設立。校章はフランシスコ・サビエルの家紋をモチーフにしている。語学に力を入れていて海外との交流が盛ん。毎年8月にはニュージーランドで研修があるという。フランシスコ・サビエルがスペイン人ということもあり、スペイン語を学ぶカリキュラムもある。

・聖母の騎士高校(長崎県長崎市)
読み方は「せいぼのきし」。イタリアに本部を置くコンベンツァル聖フランシスコ修道会系のミッションスクール。私立のカトリック系男子校で創立は1946年。創設にあたった社会福祉法人「聖母の騎士会」が校名の由来だ。聖フランシスコと創立者の聖コルベ神父の生き方を模範とした高い人格の形成を目指している。当時ローマ教皇だったヨハネ・パウロ2世が81年に、マザー・テレサも82年に来校した事がある。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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