日常生活の中でできる「脳トレ」のススメ
「最近忘れっぽい」「うっかりミスが多い」…。心当たりのある人は、脳の働きが低下しているのかも。日常生活の中で脳を活性化させる方法をご紹介します。
【関連記事】「ノートは取らない、数学は『見たことがある』が1番の武器」京大卒雀士が伝授する勉強法
何歳からでも脳は鍛えられる
脳の機能は20歳ごろをピークに徐々に衰えていくといわれていますが、「歳をとれば、脳は衰える一方だ」とあきらめる必要はありません。
最近の研究では、脳をきちんと鍛えれば、いくつになっても成長し続けることが明らかになっています。日常生活の中で、少しずつ脳を活性化させましょう。
機能別、脳の鍛え方
脳の細胞群は大きく8つに分かれており、場所(脳番地)によって役割が異なります。
自分のウィークポイントを知って、その部分を重点的に鍛えることが大切です。
●思考系脳番地
思考や判断力に関わります。ここが衰えると、判断力や決断力が鈍ります。
・鍛えたいときは
旅行の計画を立てる。冷蔵庫にあるもので料理を作る。
●感情系脳番地
喜怒哀楽などの感情に関わります。ここが衰えると、他人の心の動きに鈍感になり、周囲から孤立することも。何を見てもつまらなく感じて、無表情になりがち。
・鍛えたいときは
ペットや観葉植物に話しかける。鏡の前でにっこり笑う。
●伝達系脳番地
コミュニケーションに関わります。ここが衰えると、言いたいことを上手に伝えられず、会話が続かないということも。
・鍛えたいときは
相手を積極的に褒める。ブログを書く。
●運動系脳番地
身体を動かすこと全般に関わります。最近不器用になった、字が下手になったという人はここが衰えているかもしれません。
・鍛えたいときは
利き手と反対側の手で歯磨きをする。散歩や運動を習慣化する。