相手の「心」を引き寄せる、レストランでの雰囲気作り3つのポイント
幸福感
幸福感は何から生まれてくるのでしょうか。「幸せだな〜」という気持ちです。もちろん好きになりそうな相手と一緒にいるという幸福感もありますが、このコラムの場面では、2度目のデートなので好きになるのか愛せるのか恋に落ちるのかはまだ不明という状態です。なので、相手を起因とした「幸福感」ではないのです。
さて、レストランデートでの幸福感とは、どこから生まれてくるのでしょうか?
それは、美味しい料理と、楽しい会話、素敵なレストランという雰囲気です。
料理で相手の味覚から幸福を感じてもらう
美味しい料理の効果は、相手の内側から幸福にさせます。当然、美味しい料理が好きという方でないと、この反応は無いのですが、美味しい料理が嫌いという人はなかなかいないと思います。ただ、料理に興味がないという男性や女性もたまにいらっしゃいますが、興味がないと、美味しいも美味しくないも判断できないので、美味しいレストランを選択できないという方も中にはいらっしゃいます。
味覚を通じて、幸せになる、幸福感を味合うという考え方が大事になります。その幸福感が、実は、「認知的不協和の理論」で解釈できるのですが、「美味しい料理でとても幸せ」=「目の前にいる異性と一緒にいることが幸せ」というように、脳が解釈し始めるのです。
そう解釈しはじめたら、あとは「センスのよい会話」になります。
センスの良い会話で脳から幸福を感じてもらう
楽しくてセンスの良い会話は、異性の心を脳から刺激します。真面目だけど面白くて、浅い話だけど深くなる・・・というように思考を行ったり来たりさせるような会話を心がけるといいと思います。それは、in-out理論の応用になりますが、実際に会話ができるように学んでいく必要があります。
素敵なレストランで視覚から幸福を感じてもらう
私もそうですが、リゾート施設に行くと心が踊ります。キレイな海を見るととても幸せを感じます。その感情の変化を、レストランでもたらすことができたら最高ですよね。リゾートでは、視覚的な美しさもさることながら、自分へのご褒美、癒し等様々な目的がありますが、その元となっているのは、ある種の自分の物語なのです。人生の物語と言ってもいいのかもしれません。
レストランには、美しさもさることながら、物語が必要です。おしゃれで夜景がキレイなレストランは当然心が踊ります。躍動を感じ、高揚を感じます。一方でそのレストランに「実は馴染みのオーナーがいて・・・」とか「ポワレがとてもおいしくて・・・」などという物語を付加すると、それだけで楽しみになります。心が踊る感覚でしょうか。
レストランという高級な場所でなくても、「焼き鳥がとても美味しくて・・・」とか「魚が最高なのです」などと物語を付加された「居酒屋」でも全く問題ないのです。ただ居酒屋に関しましてはやはり3回目4回目のデートの場所なのかなという印象です。
上記の内容は、次の項目の高揚感をもたらす要因の一つでもありますが、視覚的に美しいレストランは、高揚感とともに幸福感をもたらします。
高揚感
非日常感も高揚感も、幸福感もその要因が重なり合う部分がたくさんあります。マトリクス状に連関し合っていると言ってもよいと思います。ここでは、会話や目の前にいる人が醸し出す雰囲気による高揚感について説明したいと思います。
未来を感じさせる会話
会話は当然ですが、未来を感じさせる会話をしなければなりません。過去をほじくり後悔と懺悔と文句であれば、相手が未来を感じることはできません。現状に対する不平不満は未来への絶望の道しるべのようなものです。
固定された狭い価値観は、他人への批判につながり、同意への強要につながります。一緒にいたら疲れるだろうな〜と思わせては、未来は拓けません。
柔軟な価値観と、同意、知性と愛が重なり合った会話や雰囲気が、未来を感じさせるのです。「ずっと一緒にいたい」そう思わせられる人になるべきだと思います。
[記事提供:婚活の新しいカタチ。シルヴァ結婚相談所(https://cilva.net/)]
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