韓国、台湾に敗れた高校生日本代表…敗因の本質を捉えた小園のコメントとは
第12回U18アジア選手権大会で2連覇を目指した高校日本代表だったが、まさかの展開となった。1次リーグで韓国に1-3で敗れると、2次リーグも台湾に1-3で屈して4大会ぶりに決勝進出を逃した。
根尾、藤原、吉田、小園と今秋のドラフト1位候補がそろった陣容で前評判は高かっただけに、決勝進出できなかった衝撃は大きい。台湾戦は負ければ大会連覇を逃す一戦で選手にも重圧が掛かったのだろうか。拙守が目立ってリズムがつかめなかったが、大きな敗因は貧打だった。台湾戦はわずか2安打で5回以降は1人も走者を出せず無得点。額面のスコア以上の差を感じる完敗だった。個々の能力は高いのに得点が奪えない。
侍ジャパンオフィシャルサイトで試合後に掲載された小園のコメントが敗因の本質に言及していた。「言い訳はしたくないですが、(日本の)高校野球は金属バット。(韓国、台湾とは)木製バットの差があるのかなと思います」。
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