歩く=「カラダに良い」は当たり前 「ココロにも良い」らしいゾ。
Why?なぜ歩くのですか?歩数とメンタルの関係性
ウォーキングは、カラダだけでなくココロにも良いことが研究や調査でわかってきています。歩くことは、場所や時間の制約がさほどなく、取り組みやすい運動です。ウォーキングで、メンタル面のコンディションも整えてみませんか?
歩数量の増加は精神的・身体的の両方で良い反応を示す傾向に
日常生活で自分が運動不足かなと感じている人は、まずは気楽に歩くことから始めましょう。歩行量を一定以上に増やすことはココロをポジティブにする効果があります。例えば、テレビを観る時間をウォーキングに置き換えてみましょう。
〈参考文献〉
歩数の増加が青壮年女性の身体不活動とメンタルヘルスに及ぼす影響 ―身体活動習慣の変化に伴う急性影響と慢性影響の検討―
早歩きをしている人のうち特に若い女性は、うつ発症リスクが低い
ある程度運動強度を上げた方が、気分の落ち込みを予防する効果があるとされています。ウォーキングをするなら早歩きをしましょう。自転車や球技等、様々な有酸素運動と同等の効果があります。ただ、慣れない人は無茶をしないように少しずつ強度を上げましょう。
〈参考文献〉
A prospective study of overweight, physical activity, anddepressive symptoms in young women
少なくとも週2~3回運動を行う人は、全く運動を行わない人に比べて抑うつ、怒り、不信感、ストレス感が少ない
忙しい生活の中でも週に2~3回、漠然と歩くのではなく、遠回りしたり早歩きしたりする、【運動】になるウォーキングを行う。一度に沢山頑張り過ぎず、少しずつでも1週間のなかでメリハリをつけた運動でココロの安定を。
〈参考文献〉
Physical exercise and psychological well-being:a population study in Finland
歩く=「カラダに良い」は当たり前。歩く=「ココロにも良い」らしいゾ。
〈文献・データ協力〉
株式会社 FiNC 東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル5F
予防ヘルスケア×AIテクノロジーに特化したヘルステックベンチャー。アプリ「FiNC」上では歩数で楽しむウォークイベントも度々開催。
https://finc.com/
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕