V率0%から100%へ…、広島が変わった4月の「あの夜」とは?

タグ: , 2019/5/30

「あの夜」以降のクックはと言うと…

 そして、あの熊本の夜に轟沈したジャイアンツの新クローザー・クックはというと…。直後、4月20、21日の阪神戦(甲子園)では連続セーブをマークしましたが、右肘の違和感を理由に2日後の23日、登録抹消。2016年秋にトミー・ジョン手術を受けていることから、不安視する声もありましたが、悪い予感は的中。現在も3軍でキャッチボールがやっとで、復帰のメドは立っていません。

 巨人はクックの離脱とともに、「勝利の方程式」の再編に乗り出しますが、若手救援陣の経験不足は否めず、終盤に逆転を許すケースが目立っています。「9回はクックで」と計算した上で開幕を迎えただけに、落ち着いてゲームプランを立てられないのが悩みの種です。

 もしもこのまま、カープが首位をブッちぎってセ・リーグ4連覇を達成するようだったら…。

 「陰のMVP」はカープに勢いをもたらし、ジャイアンツから流れを奪ったライアン・クックが有力…といっては意地悪でしょうか。いやいや、シーズンはまだ折り返してもいません。セ・リーグのとっては「魔の交流戦」も始まります。とはいえ、首位・広島を中心にセ界が激動の日々を迎えることは、間違いなさそうです。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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