V率0%から100%へ…、広島が変わった4月の「あの夜」とは?
「あの夜」以降のクックはと言うと…
そして、あの熊本の夜に轟沈したジャイアンツの新クローザー・クックはというと…。直後、4月20、21日の阪神戦(甲子園)では連続セーブをマークしましたが、右肘の違和感を理由に2日後の23日、登録抹消。2016年秋にトミー・ジョン手術を受けていることから、不安視する声もありましたが、悪い予感は的中。現在も3軍でキャッチボールがやっとで、復帰のメドは立っていません。
巨人はクックの離脱とともに、「勝利の方程式」の再編に乗り出しますが、若手救援陣の経験不足は否めず、終盤に逆転を許すケースが目立っています。「9回はクックで」と計算した上で開幕を迎えただけに、落ち着いてゲームプランを立てられないのが悩みの種です。
もしもこのまま、カープが首位をブッちぎってセ・リーグ4連覇を達成するようだったら…。
「陰のMVP」はカープに勢いをもたらし、ジャイアンツから流れを奪ったライアン・クックが有力…といっては意地悪でしょうか。いやいや、シーズンはまだ折り返してもいません。セ・リーグのとっては「魔の交流戦」も始まります。とはいえ、首位・広島を中心にセ界が激動の日々を迎えることは、間違いなさそうです。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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