【臨床心理学】人に対する時、余計な小細工はいらない。自分に正直なのが1番

タグ: , 2019/9/21

カウンセラーは、役割を演じるのではなく、あるがままの姿でクライアントさんに接するのが一番です。そのことを、カール・ロジャースは、純粋性(genuineness)と呼びました。カウンセラーが、あるがままで、例えば怒りが爆発したらどうなるんだと思う方もおられるかもしれません。

しかし、自分の心を歪めずに見つめることができれば、カウンセラーはかえって冷静さをとりもどします。

例え怒りが浮かんできても、その気持ちはおさまっていきますし、怒りの背後にある感情に気づくこともできます。また、怒りの感情が、カウンセラー自身のトラウマ体験に根差すもので、クライアントさんとは直接関係ないものだということに気づくこともあるかもしれません。

逆に、そこにある感情を抑えつけて見つめないと、いつかその感情が爆発することにもなりかねません。

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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