婚活の「出会い」時のベターな「会話の内容」。よくありがちな条件交渉はマイナス印象。
[記事提供:婚活の新しいカタチ。シルヴァ結婚相談所(https://cilva.net/)]
出会いの目的も、会話の目的も「信頼してもらうこと」
結婚相談所でご紹介された男性や女性との出会いの目的は何でしょうか。本命であるないに限らず、「信頼関係を構築すること」を目的としている方は、婚活に成功しやすい状況です。信頼関係を構築するためのきっかけが「会話」になります。
メラビアンの法則をもう一度考えてみる
会話において、その内容と「話し方」という態度が問題になります。よく恋愛心理では、話す内容よりも話し方で好感度をあげる「メラビアンの法則」というものがあります。1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念だそうで、話す人が聞く人に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したものだそうです。
話す人が聞く人に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合です。
・言語情報(Verbal) 7%
・聴覚情報(Vocal) 38%
・視覚情報(Visual) 55%
この研究は、ある種特殊な状況下での実験結果ですので、すぐに恋愛心理テクニックに置き換えることはできません。横浜経理専門学校の資料(出典)によると、長時間話をする場合には、会話の内容に「重きをおく」傾向があることが示されています。
また、資料には、相手を受け入れ心を開くまでの4つの壁についても言及されています。それは、
(1)外見などの身だしなみや表情(視覚情報|非言語情報)
(2)姿勢や仕草などの態度(視覚情報|非言語情報)
(3)声の大きさや抑揚などの話し方(視覚・聴覚情報|非言語情報)
(4)話の内容(言語情報)
上記の4つです。その全てが自然であり最適であれば、本命の異性の心を開くことが可能なのです。それぞれの要素については、別のコラムで言及していきたいと思いますが、一方的に喋るのか相手の話を聴きながらバランスをとるのかの問題は、(3)の聴覚情報に入ると思われます。それも別のコラムに記載いたします。
何れにしても婚活では長時間お話するわけで、1度め、2度めのデートにおいて、結婚の決め手は様々ありますが、主なものはその人の考え方と表現された言葉になります。