女性の三大ドタキャン理由と、ドタキャンされた男性の「複雑な気持ちと行動」
[記事提供:婚活の新しいカタチ。シルヴァ結婚相談所(https://cilva.net/)]
結婚相談所間の情報交換はとても面白いです。今回のコラムも、その情報交換の中で出てきた「リアルネタ」を中心に披露させていただきます。
男女の婚活において、出会い方は様々あります。結婚相談所では、それを「お見合い」と言い直しています。恋活アプリと比べると、より結婚しようとされる意気込みが強く、真剣度合いが高いからです。結婚相談所以外の出会いだと、恋活アプリ等が現在は主流でしょうか。一昔前の出会い系掲示板のアプリ版とも言えますし、独身証明書は取得はしないけれども、婚活アプリとしてプロモートされている様々なアプリもあります。
中でも女性が無料もしくは格安の場合においては、女性の行動が「パターン化されてしまう」現象が見受けられます。それは、「すっぽかし」と「ドタキャン」です。ちなみに結婚相談所など、第三者を介してお見合いする場合のすっぽかしやドタキャンについては、「違約金」が設定されていたり、そもそもお見合いのセッティング料を女性がお支払いしていることが多いため、「極度の体調不良」や「行方不明」以外、ほとんど生じません。
とはいっても、キャンセルをされる方もたまにいます。
キャンセル料を払いたくないためにごねる女性の論理
キャンセルすると、シンプルにキャンセル料が請求されるだけなのですが、そのキャンセル料を払いたくないがために「ごねる」人もいます。ごね方の特徴は以下です。ちなみに、当社「シルヴァ結婚相談所」の話ではございません。
(1)過去に出会った男性に不愉快な思いをした
(2)こんな不愉快な思いをさせるような結婚相談所は信頼できない
(3)信頼できなくしたのは、紹介した結婚相談所のほうだ
(4)だからキャンセルは当然であり、キャンセル料を支払わないのは当然だ
という論理です。「退会すること」=「縁を切ること」が前提なのでなんでもありですよね。人と人との関係なので、お互いの波長やフィーリングが合わない、会話の不一致等、人間関係には様々な不快感がつきものです。
お見合いのセッティングをするために、様々な人が動いて、2人のための場所を用意したり、日時を調整したりと複雑な「作業」が背後に隠れています。その見えない他人の努力が全く見えていない方の発想だと思います。
「レストランでの態度の悪い客」、「電車が大雨で運行停止となったことに対し、駅員を問い詰めて謝罪させる人」等と共通している気がします。背景に存在している「他人の努力」に敬意を払っていないということだと思います。
「この美味しい料理は自分だけの力で作れますか?」
「この鉄道は、自分だけの力で作れますか?」
そのような視点で見ると、世の中の様々なものやサービスに対し、それを作っている人たちに対して敬意は払えど「当たり前」とは思えませんし、金を払っているから偉いとも思えません。
人間関係には予想外の問題が発生する場合もあります。最初は楽しくても徐々に不愉快になる場合もありますし、お酒が入るとエロモードに入る人も中にはいるでしょう。ある人がどのような態度や行動をとるのか、結婚相談所でも予想はできません。でも、それが人間ですし、それが人間関係の面白さだと思うのです。
「全て他人が悪い」「自分が不愉快に感じたのは他人のせい」という責任転嫁に慣れてしまうと、人間的な深みが出てきません。あらゆる不愉快さを想定しつつ、これ以上踏み込むのか、踏み込まないのかの境界線を設定し、境界線内であれば、心に余裕をもってそのような不愉快さも楽しめばいいのです。境界線を越えそうだなと思った時には、そっとその場からいなくなればいいのです。
さて、話を戻します。