「相手の話がつまらない・・・」と思ったときの話題チェンジ術
人はあいづちやうなづきがないと急に不安になる
なぜ人は、話をするかと言うと、相手が聞いてくれるからです。
聞いてくれていることの証明が、あいづちやうなずきです。
あいづちとうなずきがあって、自分の話を聞いてくれているということを確認するからこそ、もっと話そうと思うわけです。
目の前の相手が、お地蔵さんのように無表情で固まっていたら、話を聞いてくれている証明が得られず、話したくなくなってしまいます。
私の知り合いで、あいづちやうなずきがなくても話し続けられる人がいますが、それでも5分を超えたあたりから、同意を求めるようになります。
「ねえ、そう思わない?」というふうに。
多くの人は、30秒間でも相手の返答や、あいづち、うなずきがないと不安になって、しゃべるのをやめてしまいます。
ですから、「困った会話」に遭遇したときは、まず、あいづちとうなずきをやめることです。
ですが、口角だけは上げておきます。
これが私の推奨する美人トーク・ダンディートークです。
「あーあ、また始まった」とつまらなそうにふてくされることは誰でもできます。
ですが、優しく口角を上げ、決して冷ややかではなく、相手を温かく見守りながら、心の余裕を持ってあいづちとうなずきをストップします。