パワハラから抜け出すために続けた「3つの習慣」
③自分で在り続ける
私がそれまで大切にしてきた生き方は、「他人、周りに合わせる」という生き方をとても大切にしてきたように思います。
・相手の意向を聞き
・相手の意向に合わせ
・相手を怒らせない
とにかく人に合わせることを大切にしてきました。
しかし、今回のケースでは「相手の要望に合わせていたら自分の人生を確実に失ってしまう」という危機感を明確に感じ取ったのです。
相手に合わせるのではなく「自分の人生を生きる」という生き方に大きく舵を切ったタイミングでもありました。
誰のものでもない自分の人生
自分自身が生きている「わたしの人生」は、誰のものでもない「わたし自身の人生」です。
最終的には自分が自分の人生に対して責任を取らなければなりません。
その責任が取れなければ、死ぬ間際に「後悔のある人生を生きてきたな」と思って死んでいくことになるでしょう。
もしわたしが、社長の要望を聞いて、そのまま会社に居続けるという選択をしていたら。
その場は収まったかもしれませんが、その後の仕事では、今回、味わったパワハラ以上のツラさと向き合い続けなければならなかったでしょう。
もちろん、仮定の話ですので何が正解かは誰にも分からないことです。
維持と向上
パワハラを受けたことによって、わたしは心身ともにマイナスの影響を受けた状態で自宅に帰っていました。
先ほどご紹介した3つの習慣はマイナスの影響を「いつもの自分らしい状態に戻す」という「マイナスからプラスマイナスゼロ」の状態に戻す。
ということを目的とした習慣です。
・それ以上悪くならないようにする
・自分を見失わない
・相手に呑み込まれない
といったことが目的です。
パワハラを受けてマイナスになったものを「ゼロベース」にするために、自分自身の今までの経験や習慣を使うことで取り戻すことができました。
そこからさらに発展的に「自分の人生を生きる」というプラスの「向上」に向かっていくためには、他の人の助けを借りました。
その内容は、以前に書いた記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
本当の自分を大切にする
今回の学びは1年以上経過した今でも鮮烈なインパクトをわたしの人生に与えています。
何よりも「本当の自分を大切にする」ということを学んだように思います。
それまでのわたしの人生はある意味では「自分にウソをついて」生きてきたのかもしれません。
それなりに楽しく、充実した人生ではありましたが、心の底から望み、生きたい人生を生き、死ぬ間際に「後悔の無い生き方」をしてきたのか?と言われると疑問です。
わたしは、私の人生に責任を持って、自分にウソのない人生を生き切る。
そんなことを思って今を生きています。
なかなか抜け出すことのできない苦しみの中にいらっしゃる方の少しでも参考になれば嬉しく思います。
[文:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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