生活に根付く楽しい文化から脳内ストレスを解消しよう!
冬の間夜が長いオランダでは冬季うつなど気分が落ち込む症状が出ることも多いようです。オランダ人は長い歴史のなかで、楽しい文化によってこのような冬に気分を和らげる方法を受け継いできたようです。
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ヨーロッパに住んで最もストレスの大きいもののひとつとよく話題に出るのは、冬の暗さ。とにかく冬時間の間の暗さには気が滅入ります。11月にもなると午後3時はもうすっかりどんより暗く、週5日は曇っている印象なので日本の「夕方」といった感慨もありません。ただひたすらどんより暗く、5時にもなれば真っ暗、それが毎日続く。最近の店舗の開店時間は比較的長くなってきていますが、それでも大方の店舗は5時か6時で閉店。閉店後のショーウィンドは薄暗く、道も暗く、人気もずっと減ります。思いだしながら書いているだけで、メゲてきます。
めげるなあ、と思っていたら、これには正式?に病名がついていて、冬季うつ病 Winter Depressionというらしい。そういえば、うつ病にはメラトニンやセロトニンが関係すると聞きますね。さらにそのメラトニンやセロトニンは日光が影響するらしい。というわけで当然、こんなに日照時間が少なくて連日どんよりだったら冬季うつ症状が多発するでしょう。納得です。こんなに外部環境で心理ストレスを受けるとは体感するまで気がつきませんでした。