同じ会社なのに不公平!?GW10連休が「社内分断化」をもたらす理由
もういくつ寝るとゴールデンウィーク。
平成から令和にまたがる今年の黄金週間は、空前絶後の10連休とあって、家族や仲間との遠出など楽しい計画を立てていらっしゃる方々も多いことでしょう。
しかし、飲食や観光などのサービス業はむしろ多忙をきわめる期間になりそうです。全社的にかき入れ時ならば業種上、やるしかないわけですが、部署によって10連休出来る部署もあれば、むしろ繁忙期になる部署もあり、「これで給料一緒ってどういうこと!?」と不満が渦巻く会社も多い模様です。GW10連休が原因で「社内分断」が進んでしまったマスコミ某社の現状をレポートします。
某新聞社の広告セクションの場合
Aさん(35)は某新聞社の広告セクションで営業職を務めています。新聞社というと「シゴト、不規則で大変だね」と心配されがちですが、休日はカレンダー通りだし、勤務時間は午前10時から午後6時まで。営業先の広告会社やクライアントの宣伝部が土日祝をきちんと休みますので、それに合わせて休暇を取るのは当然といえば当然です。
たまに広告主のイベント絡みで休日出勤することもありますが、今回の10連休はバッチリ休めそうです。ランチタイムに社員食堂で一緒になった編集セクションの同期社員からは「10連休、取れんの!?」と驚かれる始末。「でも、経費面でも編集は営業より、何かと恵まれていますからね。休みぐらいきちんと取れなきゃ、このメディア不況のご時世、やってられませんよ。10日間、ダラダラ過ごしたいと思います」と語ってくれました。
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