絶望のどん底から抜け出す3ステップ
2.ステップ1 絶望は自分自身が生み出している事を知る
最初からショッキングな事を言いますが、実は絶望を生み出しているのは自分自身だったりします。
なかなか受け入れがたい内容だと思うので順を追って説明します。
人が絶望する状況として以下の例が挙げられると思います。
・いじめ
・受験に失敗した時
・就職活動に失敗した時
・事業が失敗した時
・恋愛で振られてしまった時
・裏切りにあった時
こう言われると当たり前だと思われるかもしれませんが、この状況に直面した人全てが絶望する訳ではありません。
同じ状況に陥っても、絶望する人もいれば、絶望しない人もいます。
人それぞれ絶望のトリガーは異なるのです。
では、何が絶望を生み出しているかというと、自分自身の心が傷ついたかどうかです。
心が傷ついて現実を拒否した時に絶望は訪れます。
当然ながら、今に至るまでの心を作り上げたのは自分自身の経験や観念なので、絶望を生み出す要因は自分自身にあると言えます。
ですが、安心してください。
自分が生み出した絶望ならば、自分で乗り越える事だって当然可能です。
絶望に陥った場合、もうどうにもならないと諦めてしまうのが一番の問題です。
でないと、ただいたずらに絶望に呑まれてしまい、何も解決できないまま時間ばかりが過ぎて行く事になります。
絶望から抜け出せるという事実を知っておく事が、絶望から抜け出す大前提となります。
3.ステップ2 絶望から逃げる
先程も言いましたが、絶望から抜け出すには一度冷静になる必要があります。
そのためには絶望から一旦逃げましょう。
距離を取って絶望が少しでも客観的に見れるようになればOKです。
といっても難しくありません。
方法をいくつかご紹介します。
・体を動かす
・好きな事をする
・出かける
・美味しいものを食べる
・旅をする
・何もしない
・瞑想する
いずれにも共通している事は無心になる事です。
無心になる事で思考の中に絶望が入りにくくなります。
人は絶望に陥っている時、思考は絶望で満たされます。
そうなると、どんどん悪い方向に思考が展開されて、さらに絶望するという悪循環が出来上がります。
思考の中から絶望を追い出す事で、絶望に巻き込まれにくくなり、絶望と距離が取れるようになります。
絶望が冷静に見られるようになれば、実はとるに足らない事で絶望していた、なんて事にも気付いてしまうかもしれません。