すぐ泣く、涙が出る人必見!ひょっとするとうつ病の初期症状かも・・・
ネガティブ思考と涙の関係
うつ病ではなくても、泣きたくなるようなシチュエーションに遭遇すると、涙が流れてしまうということは誰にでもありますよね。
あまりにも嬉しい時や悲しい時、感情の起伏によって出てくる涙は、「情動性分泌」と呼ばれ、脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)という部分が刺激を受ける事で発生します。
この脳の前頭前野全体は感情をコントロールする事に加え、
・意欲
・作業記憶、学習機能
・判断力、決断力
・計画、段取り
・憶測
などの機能も司っています。うつ病傾向のある人ほど、ネガティブな思考と前頭前野の活動に深い関連性がある事が証明されています。
つまり、うつ病の症状である涙には、ネガティブな思考による脳の働きが大きく影響していると考えられます。ネガティブな思考が察知され、それが繰り返し起こる事により、うつ病が定着したり悪化したりする恐れがあるということです。
うつ病は早期に発見できれば症状も軽く、治療期間も短くて済みます。もしも泣きたい、涙が出るといった症状が2週間以上続いたら、迷わず心療内科を受診してください。