知っているようで知らない!腰椎椎間板ヘルニアとは
予防法はあるの?
ここまで腰椎椎間板ヘルニアのメカニズムや症状を説明しましたが、知れば知るほど怖いものですね。こんな怖いヘルニアになりたくないという人のために、予防法をお伝えします。
重いものを持つ時は気をつける
重い段ボール箱などを持つ時、どのように持っていますか?膝を伸ばしたまま腰を曲げて両手で持ち上げる人が多いと思いますが、これはよくありません。腰を曲げた状態で力を入れると、ヘルニアの好発部位であるL4-L5付近に力がかかります。しかもその力は斜めにかかるので椎間板が耐えられずヘルニアを起こしやすくなるのです。
重いた荷物を持つ時は、状態は伸ばしたまま膝を曲げてしゃがみ込みます。そのまま荷物を持ったら下半身の力で持ち上げるようにしましょう。
体操で腰の柔軟性を維持
腰の動きが硬くなっているとヘルニアを起こしやすくなります。これは柔軟性が失われることで、衝撃吸収が上手くいかなくなる事が増えるからです。そうならない為にも身体の柔軟性、特に腰周りの柔軟性は維持しておきましょう。
柔軟性を高めるのに良いのは体操です。しかも難しい体操はいりません。ラジオ体操の前後屈や側屈のような動作で十分です。その代わり反動をつけてめいっぱい動かすよりも、ゆっくり無理のない範囲で、ストレッチのように動かしてあげましょう。
腹筋・背筋は腰を守る
筋肉は骨格を支える鎧のようなものです。筋肉量が多いという事は単純に身体を支える力が強いという事になります。そしてヘルニアを予防するにはある程度の筋肉で身体を支える必要があります。
お腹周りの腹直筋と腸腰筋、背中の脊柱起立筋と腰の奥にある腰方形筋は腰骨を支え、ヘルニアを予防する効果もあるのでしっかりと鍛えてあげましょう。
まとめ
ヘルニアは一度なったら治りません。一生付き合っていくものです。もちろんヘルニアになったからと言って腰痛をあきらめる必要はありませんが、ならないにこしたことはないでしょう。
腰椎椎間板ヘルニアがどのようなものなのかをしっかりと把握していれば十分予防は可能です。そしてそれは、ヘルニアの予防だけでなく生活の質を高める事にも役立つでしょう。
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