自律神経の乱れによる肩コリが長引くと自律神経失調症の恐れも

タグ: , , 2020/2/9

[記事提供:温春健心|健心鍼灸治療院(https://kanamati-shinkyu-seitai.com)]

 こんにちは。

健心鍼灸治療院のあつぎです。

今日は「自律神経の乱れによる肩コリが長引くと自律神経失調症の恐れも。」です。

はじめに

今まで、肩コリを感じたことがなかったのに最近肩コリが気になるようになった。

仕事で一日中パソコンを見ていて肩コリがひどい慢性的になっている。

スマホを一日のうち6時間以上は見ている肩こりが慢性的になっている。

寝る前までスマホを見続けている肩こりが慢性的になっている。

このように感じている方、自律神経が乱れています。

放置してしまうと、自律神経失調症になるリスクが高まります。

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自律神経の乱れと肩コリ


精神的ストレス
職場、学校、家庭でストレスにより不安や恐怖が続くと交感神経が優位の状態が続きます。

交感神経は「闘争と逃走」の神経とも呼ばれています。

人間は相手と戦うときは、心拍数は上がり、筋肉が硬直します。

殴りあっての戦いは普段では行われませんが、何か問題に直面しそれに対して解決する、といった事柄もこの「闘争」含まれます。相手に対して言葉で理解してもらう、納得してもらう、も「闘争」に含まれます。

また、嫌なことがあってその事柄が落ち着くのを待つのは「逃走」になります。

日常生活において「闘争と逃走」が意外と多く繰り広げられているのが分かりますよね。

交感神経優位な状態で筋肉の緊張状態が続くと、血流が悪くなり肩コリになります。

生活習慣の乱れ
寝る時間が遅い、昼夜逆転の生活、食生活も決まった時間に食べない、外食、コンビニ食が多いと体の中のサイクルが乱れます。

自律神経は1日で交感神経と副交感神経リズムが決まっています。生活習慣の乱れによって自律神経にも乱れが生じます。

肩コリ以外にも多くの症状が出る恐れがあります。

女性ホルモンの乱れ
視床下部は自律神経の他、女性ホルモンのコントロールも行っています。

女性は、月経、閉経と女性ホルモンの変化があります。

女性ホルモンが自律神経に影響をしていることが報告されています。

女性ホルモンのバランスが乱れることにより、自律神経にも乱れが生じます。

交感神経優位続くと筋肉の緊張状態が続き、血流が悪くなり肩コリになります。

身体的影響
パソコン、スマホと長時間見ていると同じ姿勢が続き筋肉が硬くなります。

また、パソコン、スマホを長時間見ることで「ブルーライト」を過剰に浴びています。日光にも含まれているブルーライトは本来は特に体に害を及ぼしません。しかし、ブルーライト過度に浴びると、体内リズムが崩れます。

本来、朝日を浴びて目が覚めて体は活動へ向かいます。

夜になると暗くなり体は休息へと向かいます。しかし、寝る前にパソコン、スマホでブルーライトを浴びると脳が活動するように誤認してしまうのです。

自律神経もこの体内リズムに大きく関係しているため、自律神経も乱れてしまいます。

活動状態という事は交感神経優位になり、筋肉の緊張状態が続き肩コリがおきます。

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