レームダック文在寅政権「日中韓首脳会談見送り」大慌てで火消しの焦燥

　元徴用工問題をめぐっては、９日に日本製鉄の訴訟、３０日には三菱重工業訴訟で、それぞれ資産差し押さえの関連書類が企業側に届いたとみなす公示送達の効力が生じる。日本政府は日本企業の資産現金化について「極めて深刻な状況を招く」と一貫して主張し、韓国側に納得のいく解決策を提示するよう何度も求めてきた。

「文在寅大統領は韓中日首脳会談を何としても年内に開催し、対日関係の改善を国内世論に訴えることで政権浮揚を狙っている。そのため、１１月に韓国要人が次々に訪日。菅首相と会談して和解策を提案し、来韓を打診してきた。しかし、この状況で日韓首脳の共同宣言は飛躍しているし、来年開催の東京五輪のタイミングで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の初来日を調整するという案も現実味に乏しい。そもそも、このコロナ禍で五輪が開催できるかも不透明でしょう」（韓国メディア関係者）

　文在寅政権は日中韓首脳会談の年明け早々の開催にカジを切ったともみられているが、今月と来年１月には元従軍慰安婦らが日本政府を相手取った損害賠償訴訟が判決を迎える。日韓対立の火種がさらに増える可能性もある。来年の事を言えば鬼が笑うというが……。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

・今すぐ読みたい→
支持率５週連続下落　文在寅大統領の足を引っ張る「疑惑のタマネギ女」の泥仕合 https://cocokara-next.com/topic/decline-in-approval-rating/