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FC東京に所属するDFチャン・ヒョンスがJリーグで公式戦出場したことに賛否両論の声が上がっている。チャンは14年のアジア大会で韓国の金メダル獲得に貢献し、兵役免除を受けた。韓国では兵役特例対象のスポーツ選手は兵役の代わりに544時間の社会奉仕活動を義務付けられてるが、チャンは奉仕時間を水増しして虚偽申告した報告書を提出。韓国サッカー協会(KFA)が代表選手資格の永久剥奪と罰金3000万ウォン(約300万円)の処分を下した。
韓国で「兵役逃れ」は批判の対象になる。社会全体でも重く受け止められ、衝撃的なニュースとして韓国国内でも報道された。韓国代表を永久追放されたチャンだがFC東京では守備の中心として主将も務める不可欠な存在だ。今回の件が発覚した後も、長谷川監督の信頼は揺るがない。3日の横浜F・マリノス戦で先発起用し、キャプテンマークを巻いたチャンは決勝ゴールで期待に応えた。
試合後、ネット上ではチャンの出場に賛否両論の声があった。「虚偽申告はいけないこと。でも、長谷川監督はチャンを信頼してるからこそ普段通りキャプテンに任命し、チャンはその期待に応えた。代表での活動はできないが、所属クラブで精一杯チームのためにプレーしてほしい」「日本人には兵役義務はないから分かりませんが韓国にとっては大事なことみたいだし。そして彼をこれでもかというぐらいバッシングで叩きまくるのもお国柄な感じがしてならない。ただこうやって日本のFC東京で頑張ってくれるのは嬉しいこと。これからも東京で日本で頑張って欲しい」と激励のメッセージが多かったが、それだけではない。
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