ビズリーチ社長の仕事エナジーの源

2017.09.04

2人で創業 → 8年後は900人

南壮一郎さん

 2009年4月に2人で創業し、現在は900人ほどに成長したIT企業・ビズリーチ。「仕事とは本来は楽しむべきモノである」、「学び続けるから成長する」と言うのが持論の同社創業者の南壮一郎さん。
 ビズリーチ設立前、南さんは50年ぶりのプロ野球新規参入球団「楽天イーグルス」の立上げにも参画。その凄まじいエネルギーはどこから来るのであろうか?

 8月28日発売の「CoCoKARAnext Vol.2」に4ページに渡って掲載中のインタビューの一部をご紹介します。

― 南さんは楽天球団立上げや現在のビズリーチ社立上げ等、ココロとカラダが整えるどころか、エネルギーが桁違いにぶっ飛んでいると思うのですが(笑)、そのエネルギーはどこから来るのでしょうか?

 南: ぶっ飛んでいますかね (笑)。そんなに秘訣とかはなくて、ただ人生そのものを楽しんでいるだけです。球団の立ち上げで時間やリソースが限られた場面だろうが、現在弊社でテーマとして取り組んでいる「日本の働き方改革をしよう」と言う事であろうが、仕事って本来は楽しんでやるモノだと思っています。

 私は幼少期と大学時代を海外で過ごしたのですが、海外と比較したときに、日本では「何で、仕事を窮屈だと思っている人が多いのだろう?」と感じまして。その課題意識を持ったのがビズリーチ創業のキッカケでもあります。自分自身が大学を出てから、金融の仕事でも、スポーツの仕事でも楽しくやってきたので。そして今はITの仕事を楽しくやらせていただいています。

 仕事って本来、自分自身が変わり続けるから面白い訳です。そのために学び続ける事が必要であって、元々のベースが「社会を学ぶために、社会の課題解決のために仕事をしている」と言うのが自分自身のベースにあります。なので、何をやっていても楽しいです。

三木谷さんから教わった「価値がある事を正しくやる」

南壮一郎さん

― 2009年4月に2人で会社を立ち上げて8年。現在では900人ほどになりました。普通の人にはそんなにできる事とは思えませんが…。

 南: いやいや、世の中には素晴らしい会社がたくさんあります。例えば私が在籍していた楽天は、創業8年目で球団を作っています。ここまで色々な人たちに支えて頂きながら、三木谷浩史さん等、先輩たちから教わってきた「価値がある事を正しくやる」と言う事をマネしてやってきただけなので。

― 仕事観やエネルギーの源は?

 南: う~ん、一人でできることには限界があると感じています。僕は常に仲間に支えられていると思っているので、今も組織でやっているわけです。私の30代は楽天イーグルスから始まり、今まで走り続けて来ました。でも、何より楽しみながらやっています。球団でチアリーディングチームを立ち上げた経験があるのですがその仕事と、今の「日本の働き方改革をしたい」と仲間とサービスを立ち上げている仕事は何も変わらない。

 もっと言うと、大学時代は体育会サッカー部でしたが、サッカーをやっている事と仕事をしている事は何も変わらない。楽しみながらも世の中の仕組みをよりよくしたい、より便利にしたい、ただそれだけです。好奇心が何よりのドライバーです。人生って学び続けるから面白い。

 「学び続けるから変わり続ける。」、「変わり続けるために学び続ける。」、これが私の仕事観の中で大きいですかね。


 8月28日発売の「CoCoKARAnext Vol.2」では、南さんのビズリーチを立ち上げた思い、そこに至るまでに自身をどのように成長させたのか、ココロやカラダをどのように整えているのか、4ページに渡って独占インタビューが掲載されています。

 ※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

南 壮一郎 (みなみ・そういちろう)さん

1999年、米タフツ大学数量経済学部・国際関係学部卒業後、モルガン・スタンレー証券入社。
2004年楽天イーグルスの立ち上げに参画。
その後、ビズリーチを創業し、09年に即戦力人材と企業をつなぐ会員制転職サイト「ビズリーチ」を開設し、 求人検索エンジン「スタンバイ」( https://jp.stanby.com/)などを展開。南氏自身のモットー「Work Hard, Play Super Hard」は同社のモットーでもある。

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