「姿勢が悪い→太る」のメカニズムとは?
負のスパイラル!! 姿勢が悪い→大きな筋肉が使われない→骨盤が歪む→太る
モデル/パーソナルトレーナー 坂井雪乃
「姿勢が悪いと太る」には理由があります。
姿勢が悪い人は、美しいスタイルを作るために必要な大きな筋肉、(腹筋、背筋、大胸筋など)がほとんど使われていないので衰えてしまいます。
更に、悪い姿勢を続けることで骨盤の歪みを引き起こします。
骨盤が歪むことにより、肩周りや背中・脚のラインが歪む原因になります。リンパや血流が悪くなると、老廃物が溜まりやすくなり、便秘や浮腫みを引き起こします。
そして、必要な筋肉を維持できないといった理由から、太りやすくなってしまいます。
それでは、太りやすくなってしまう悪い姿勢にはどのようなものがあるのでしょうか?
■猫背 ~お腹の筋肉が緩む→下っ腹がぽっこり~
猫背になると、背中が丸まり、肩甲骨が開き、肩が前に出てきます。すると、お腹の筋肉が緩み下っ腹がぽっこりと出てきます。
そして、筋肉が緩んだおなか周りには脂肪が付きやすくなってしまうのです。
更に、前に突きだした頭を支えなくてはならないので、肩や背中の筋肉に負担がかかり血流にも影響します。首周りや脇の下のリンパの流れも悪くなってしまいます。
特に、脇の下にはリンパ節が集中しているため、全身のリンパの流れに悪影響を及ぼすのです。
体だけでなく「顔むくみ」や「顔色が悪くなる」などの原因にもなるので注意しましょう。
■横座り ~骨盤歪み→下半身太り~
この座り方は骨盤を歪ませてしまう原因になり、下半身が太りやすくなってしまいます。
■片足に重心を置く ~O脚の原因~
歪みを引き起こすだけでなく、O脚の原因となってしまうこともあります。
また、いつも同じ側の腕ばかりで荷物を持つ事も重心がずれてしまうので、注意しましょう。
■脚を組む ~むくみや冷え性の原因に~
脚を組むと骨盤が歪んでしまうだけでなく、血流が悪くなり、むくみや冷え性の原因になります。
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