脅威の「.636」ハマの新ヒットメーカーとなるか ドラ1度会だけではない、DeNAの「即戦力ルーキー」とは
打撃で存在感を示しているドラフト4位ルーキーの石上(C)産経新聞社
昨季3位からのV奪回を目指すDeNAでルーキーたちが躍動感あふれる姿を見せている。
注目のドラ1ルーキー、度会隆輝(ENEOS)は3月3日に行われたオリックスとのオープン戦(京セラドーム)に「1番・右翼」で先発出場。3回の右前打で対外試合の連続安打を6試合に伸ばすと、この日はオープン戦初のマルチ安打を記録。目指す開幕スタメンに向け、順調に歩を進めている。
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そして、ここにきてドラフト4位の石上泰輝(東洋大)も存在感を示している。
3日に行われたオリックス戦では「8番・三塁」で先発出場すると、2点を追う7回二死二塁、オリックス平野佳寿の内角低め直球を一閃。右翼席へ飛び込む同点2ランを放った。キャリアを積んだ守護神から価値ある一発、これが12球団ルーキーの最速アーチとなった。
試合前の前日2日に行われたソフトバンク戦(北九州)でも4打数4安打と気を吐き、ここまでのオープン戦打率は規定打席にこそ届いていないものの脅威の「.636」(3日現在)を記録する。
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