「嘘をつかれていた」大谷翔平 最強バディからの”裏切り”にショック隠せず 異例の12分間会見内容「わかったこと、わからなかったこと」
大谷の会見には多くの注目が集まった(C)Getty Images
注目を集めていた元専属通訳の違法賭博問題でドジャース・大谷翔平が初めて声明を発表した。
ドジャースの本拠地、ドジャー・スタジアムで3月25日(日本時間26日)に行われた会見では12分間に及んで、今回の時系列、自身がどう感じたかなどを赤裸々に語った。
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水原氏の解雇が発表されて以降、初めての大谷の肉声を聞く機会とあって日米のメディアでも大谷が何を語るかが大きく注目を集めていた。
【水原氏に感じたこと、スポーツ賭博についての関与】
会見冒頭では水原氏について「信頼していた方の過ちは悲しいし、ショックです」と率直な気持ちを明かしながら、強く訴えたのは「僕はスポーツ賭博に関与してない」という点だった。スポーツイベントに賭けたり、誰かに送金を依頼したことはないとした。結論として「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつみんなに嘘をついていた」と断罪した。
【今回の出来事をいつ知ったのか】
その上で水原氏が違法賭博に関与していたことを知ったのは韓国で行われたパドレスとの開幕戦後のミーティング時とした。同ミーティングでは水原氏がギャンブル依存症であることを球団フロント、ナインの前で告白。同じくミーティングに大谷も出席していたが、本来通訳業務を務める水原氏自身が語っていたために、詳しい内容まではわからず、違和感を感じていたところ、水原氏から「ホテルに帰った後で、より詳しいことを2人で話したいので、今は待ってくれ」と話されたとした。その後、ホテルでの会談で「彼に巨額の借金があること」、大谷の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していたと水原氏が明かしたとした。