「投手強化がはるかに重要だ」ささやかれる大谷翔平の”打者専念説”に現地メディアが反論!「ありふれた投手なら検討すべきだが」
打者として際立った存在感を示している大谷だが、多くの人は二刀流に期待しているようだ(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平は現在まで、打率、本塁打数などのあらゆるスタッツでリーグトップを争う数字を残している。打者専念となるシーズンを送っており、遺憾なくその打棒を発揮している。.350近い数字をキープするなど、過去にないほどの高打率をマークし、長打力も健在。今季も打撃タイトル獲得の可能性を十分に感じさせる好調ぶりだ。
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それだけの打撃成績を残していることで、米国内では大谷の投手復帰について現在も、さまざまな声が上がっている。予定されている来季以降での投手としての活動を行わず、打撃面重視のため指名打者や外野手としてプレーすべきと報じられているという。
だが、米メディア『The Sporting News』では、それらの報道に反発する形で、強く「投手・大谷」の復活を望んでいるようだ。
現地時間5月23日(日本時間24日)、同メディアは「もちろんショウヘイ・オオタニはドジャースで投げるべきだ」と特集記事の中で主張している。
記事では、今季の大谷のパフォーマンスを振り返りながら、「傑出したスタートダッシュを決めたことで、このまま打者に専念するべきかどうか考える人もいる」と綴られており、続けて「彼の打者としての価値は天文学的だ。そして、彼がありふれた、ローテーションの最後尾のタイプの先発投手だったなら、残りのキャリアで彼をフルタイムの打者にすることを検討する価値があるかもしれない」と論じている。