漫画以上に"漫画な人"が… 出版界もざわつかせる大谷翔平の「新たなチャレンジ」とは

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大谷の新たなチャレンジが話題を呼んでいる(C)Getty Images

 メジャーリーグで活躍を続けるドジャース・大谷翔平の異例の審査員就任が話題を呼んでいる。

 集英社の漫画誌「週刊少年ジャンプ」編集部は5月27日、新たに「ジャンプスポーツ漫画賞」の創設を発表。審査員には『SLAMDUNK』の井上雄彦氏、『アイシールド21』の原作担当・稲垣理一郎氏、『黒子のバスケ』の藤巻忠俊氏と漫画界を代表する錚々たる面子とともに、大谷が就任したと発表した。

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 数多くあるジャンプ漫画賞の中でも現役メジャーリーガーが審査員を担うのは初めてのこととなった。

 全国の小学生にグラブを贈るなどメジャーリーガーの枠を越えて、様々な活動にチャレンジしている背番号17は日本ハム時代から『SLAMDUNK』を愛読するなど、漫画好きなことも知られている。

 今回白羽の矢が立ったのも、大谷の〝漫画愛〟が伝わったようだ。

 また、同賞のコンセプトは「多くの人に勇気と笑顔を届ける」とあって、大谷のイメージとまさにマッチする。『大谷審査員』がどんな視点で作品をセレクト、講評するかも注目を集めそうだ。

 そして出版界との異色コラボは今後の拡がりの点でも大きな実りを生みそうだ。元々、メジャーで二刀流を実現、MVPを獲得など異次元の活躍を果たしてきた大谷の存在は出版界でも「野球漫画においては大谷選手の存在が超越し過ぎていて、漫画に描く題材がなくなってしまった」(出版関係者)と嘆かせるほどだった。

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