「自信は正当なものだった」28号アーチで不安払拭の大谷翔平 現地メディアでは指揮官の分析通りと強調「軌道修正に成功した」

タグ: , , , 2024/7/7

大谷は28号弾を放ち、シーズン50本ペースに乗せた(C)Getty Images

 試合を決めるアーチで不安の声を一掃した。

 ドジャースの大谷翔平は現地時間7月6日(日本時間7日)、本拠地でのブリュワーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、8回の第5打席で今季28号ホームランを放った。この日は第4打席で3塁打も記録するなど2安打1打点、さらに3度にわたり四死球で出塁しチームの5-3の勝利に貢献している。

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 ロースコアで試合が展開され、終盤の8回表にブリュワーズに3-3の同点に追いつかれたドジャースはその裏、一発攻勢で引き離し勝利を手繰り寄せた。代打に送られたミゲル・バルガスが前日に続き、レフトスタンドへの本塁打を放ち4-3と勝ち越し。さらに一死後、大谷がブリュワーズ3番手のブライアン・ハドソンの2球目をとらえると、打球はあっという間に右中間スタンドへ飛び込んだ。この大谷の本塁打でリードを広げ逃げ切ったドジャースが連勝を飾っている。

 前日まで大谷は6打席連続三振が記録されたことで、バッティングの状態を問う声が各方面から上がっていた。だがこの日のパフォーマンスは、それらの反応を吹き飛ばすに十分なインパクトを残した。

 米メディア『DailyBulletin』でも試合後、前日までの結果を踏まえながら、「ドジャースのショウヘイ・オオタニの三振だらけの不調が終焉」と報じている。

 トピックでは、三振が続いていた状態についてデーブ・ロバーツ監督が、「ショウヘイは自分のことを理解していると思う。だから、これから先、ストライクゾーンをコントロールするというリセットがみられると思う」と述べるなど、深刻に捉えていない心境だったことを紹介している。

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