「やるべき仕事をした」男子バスケ日本戦の”100点ゲーム”をブラジルメディアは冷静に総括「カワムラが主役を担った」【パリ五輪】
カボクロはこの試合最多の33得点をたたき出した(C)Getty Images
48年ぶりの自力出場で確かな足跡を残した。
パリ五輪・バスケットボール男子日本代表はブラジルとの1次リーグ最終戦で84-102と敗れ、3試合全て敗戦に終わった。初戦のドイツには力負けを喫したが、続くフランス戦は残り10秒までリードを奪い、今回のブラジル戦でも第4クオーター序盤まで接戦を展開。全ての試合が格上との対戦となった中、チャレンジャーとしての姿勢を十分に見せた。
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ブラジルは日本と同様、1次リーグを連敗しており、決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件だった。得失点差も-25と日本(-24)とほぼ同じ。まさに勝ったほうが次への挑戦権を得られる大一番だった。
立ち上がり、日本は河村勇輝、ジョシュ・ホーキンソンが得点を重ねるも、ブラジルがシュート決定力の高さを武器に逆転。現地メディア『O Estado de S. Paulo』は下記のように綴った。
「ブラジルは刺激を受けてスタートした。チームは直面したプレッシャーに負けていないようだった。日本が先制したにもかかわらず、ブラジルチームはすぐに逆転を狙って試合をリードし続けた」
第2クオーターを終えて、44-55とブラジルがリード。ブルーノ・カボクロを中心に、3ポイントシュートの決定率が83%と驚異の数字を叩き出していたが、同メディアはそれだけではないことを示す。