「ユイに敗北を与えた」敵国メディアが“最大の番狂わせ”に歓喜「魔法の瞬間を祈っていた」須崎優衣は敗者復活戦へ【パリ五輪】
海外勢に無敗だった須崎優衣を下した敵国メディアが歓喜(C)Getty Images
パリ五輪のレスリング女子フリースタイル50キロ級が8月6日に行われ、2021年東京五輪金メダリストの須崎優衣が、初戦でインドのビネシュ・フォガトと対戦し、2-3と逆転負けを喫した。
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須崎は前半にアクティビティポイントで2点を獲得したが、試合終了間際に2点を返されてしまい、2-2の同点。規定によって最後のポイントを奪った方に優先権があるため、ビネシュが勝利を収めた。
須崎は国際大会で海外選手には一度も負けておらず、94連勝をマークしていたが、ビネシュが初めてその牙城を崩した。インド誌『India Today』は「パリ五輪最大の番狂わせの一つ」と伝え、「国際レベルでユイに敗北を与えた最初のレスラーとなった」と、誇らしげに紹介していた。
さらに別の記事では「ビネシュ・フォガトがディフェンディングチャンピオンを驚かせた」とし、「インドのレスリングファンは、彼女(ビネシュ)にとって不利な状況に打ち勝つ魔法の瞬間を祈っていた」と記していた。
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