名門再建へ 中日監督への待望論が渦巻く「3人の男」とは
落合氏もファンからの支持は高いが…(C)産経新聞社
「再建の切り札」と呼ばれたスター監督としては、寂しさの残る退任発表でした。
中日の指揮官を今季限りで退任することを決めた立浪和義監督です。9月18日の阪神戦(バンテリンドーム)に敗れ、最下位に転落した「ミスタードラゴンズ」は、報道陣に対して今シーズン限りでの退任を表明。いきなりの事態に、各メディアのドラ番記者は蜂の巣を突いたような大騒ぎとなりました。
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後任人事についてスポーツ各紙は、2軍監督としてチームの内情に精通し、今季のウエスタン・リーグで71勝46敗7分けの2位に導いた、井上一樹監督の内部昇格が有力視されていることを報じています。
しかし、スポーツ紙のデスクはこう語るのです。
「井上監督も指導者としては優秀な方ですが、チームは現在、危機的な状況にあります。戦力補強も必要ですし、フロントの理解が得られなければ、暗黒期はまだまだ続くものと見られます。補強費などについてもしっかりモノが言える、経験豊富な監督が求められるのではないでしょうか」
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