問題視されている“癖バレ”は「クリアになったと思う」 山本由伸の状態にロバーツ監督が自信示す「彼は明日に向けて興奮している」

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ダルビッシュとの投げ合いに挑む山本は、パドレス打線を抑えられるだろうか(C)Getty Images

 日本のルーキー右腕に大きな期待が注がれている。

 現地時間10月9日(日本時間10日)、敵地ペトコパークでパドレスとの地区シリーズ第4戦に快勝し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻したドジャース。現地時間10日(日本時間11日)には、翌日の第5戦で山本由伸が先発すると球団側から正式発表され、ダルビッシュ有とポストシーズン史上初の日本人先発対決が決定した。

【動画】地区シリーズ第2戦!ダルビッシュ有が大谷翔平からスライダーで三振を奪うシーン

 今季パドレスとの相性が悪いと言われている山本。韓国開幕シリーズで1回5失点、地区シリーズ第1戦で3回5失点と屈辱を味わったが、チームを率いるデーブ・ロバーツ監督は、ドジャース専門サイト『Dodger Blue』が公開した先発発表前の会見で、問題視されている“球種バレ”の癖について、「クリアになったと思う」と自信をにじませている。

 加えて、「韓国での先発について話すのは難しいが、制球が乱れていたと思う」と振り返っているロバーツ監督。「ただ、彼が納得して球種を織り交ぜ、相手打者を攻められたときは、誰よりも優れている」と信頼を口にし、「ちょっとつまずいたり、カウントが悪いときの彼はベストの状態じゃない」と警戒感を示した。

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